グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



HOME >  診療内容 >  日帰り手術

日帰り手術



⼦宮頸部異形成

子宮頸がんは、異形成(前癌状態)から進行します。子宮頸部異形成は子宮頸がんの前癌状態と言えますが、軽度異形成の場合はほとんどが自然治癒して正常細胞に戻ります。しかし、中等度異形成の一部や高度異形成などの中には、がんに進行しやすい異形成があります。
子宮頚部異形成に対し、当院では「子宮頸部レーザー蒸散術」という治療法を行っています。子宮の入り口にある異形成部位にCO2レーザーを照射し、病変を焼いてしまう治療法です。異形成のレーザー蒸散術の適応は、専門医による慎重なコルポスコープ検査をさせていただいてから決定します。主に中等度異形成の場合に行います。高度異形成の場合は、円錐切除術をご案内します。術後約3ヶ月で再検査します。
治療後3-4週間は水っぽいおりものが増えますが、約1ヶ月程度で蒸散部分はきれいになります。80%から90%は治癒しますが、蒸散術後異形成が再発するケースもあるので、手術の約半年後に再検査を行い、慎重に経過観察していきます。

手術方法

レーザー蒸散術(CO2レーザー照射)

尖圭コンジローマ除去

尖圭コンジローマとは、性器や肛門のまわりにイボができる病気です。2~3ミリから指の先ほどの大きさといわれ、ピンク色や黒っぽい茶色で、性器の内側にも発生します。
治療には、塗り薬による治療法とレーザー蒸散による外科的な治療法の大きく2つがあります。症状が出ている場所や病状に応じて、最適な治療法で進めます。レーザー蒸散の場合は、イボの周囲に麻酔をしてレーザーで取り除きます。
見えているイボがなくなってもウイルスが残っている場合があり、再発を繰り返して治療が長引く場合があります。再発しても根気よく病院に通い、治療を続けることが大切です。

手術方法

塗り薬 / レーザー蒸散術(CO2レーザー照射)

外陰部腫瘍除去⼿術

外陰部付近にできたホクロやイボ、毛嚢炎が治った後にしこりが残ってしまった場合など、どこに相談して良いかわからず迷われている方が多いと思います。そのような場合も、まず当院にご相談・お問い合わせいただき、出来る限りご対応いたします。
診察後、レーザーによる治療や外科的な切除など、症状に見合った治療をご提案しています。気になる症状でお悩みの方は、まずご相談ください。

手術方法

レーザーによる治療や外科的な切除など

バルトリン腺⼿術

バルトリン腺にできるできものに、①バルトリン腺炎、②バルトリン腺膿瘍、③バルトリン腺のう胞があります。バルトリン腺に菌が入り感染すると、外陰部が腫れて強い痛みを伴うことがあります。腫れている部分の膿(うみ)を穿刺・切開・開窓術などの治療をし、膿を排出することですぐに痛みは軽減します。
当院では、治療としてCO2レーザーを用いて切開・開窓術を行っています。外陰部は出血しやすい場所ですが、CO2レーザーは止血効果に優れているため切開しても出血量は少なく、処置時間も短時間で済むというメリットがあります。
※妊娠中の方は行えません。妊婦健診のかかりつけ医にご相談ください。

手術方法

CO2レーザーによる切開・開窓術

ポリープ切除術

子宮頸管ポリープ

子宮頚管ポリープはそのほとんどが良性ですが、ごくまれに悪性のこともあります。早めに取り除いておくと安心です。
症状は、不正出血や性行為後の出血などがあります。このような症状がみられましたら、一度受診かご相談ください。
ほとんどの場合は麻酔をせずに数分で除去できます。切除後、数日の間は少量の出血が続きますが、自然に止まります。
子宮頚管ポリープは再発を繰り返しやすいので、1年に1度は定期検査を受診されることをおすすめします。

手術方法

麻酔をせず短時間で処置